●では、

沼池
May 07
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もっとも有害なもののなかの三つ、すなわち三虫(または三尸)は、人が生まれるまえから身体の内部にいる。かれらは三つの丹田に一つずつ住んでおり、頭部の泥丸宮には「青い老人」〔青古〕が、胸部の絳宮には「白い姫君」〔白姑〕が、下丹田には「血まみれの屍」〔血尸〕がいる。かれらは丹田を攻撃することによって、直接、老衰と死の原因になるだけではない。かれらが住家としている人間の罪を天に上って報告し、それによって、その人に与えられた寿命をへらそうとする。というのは、人が死ぬと、ある種の霊魂は地獄へ行き、他の種類の霊魂は墓にとどまるのに反して、三虫の方は勝手にさまよい出る。これを「幽鬼」というが、主人の死が早ければ早いほど、かれらは早く自由になれるからである。
— アンリ・マスペロ『道教』 (via zuizi)